山のもの ミドリカタヒバ(オニクラマゴケ)

ハブ男

2016年03月16日 13:21


ミドリカタヒバ(オニクラマゴケ)@与那覇岳 11/13/2015 22:10

変なものが好きです。コイツ、なんか変ですよね。ミドリカタヒバ別名をオニクラマゴケというそうです。ゴケと付きますがコケの仲間ではなくシダの仲間とのこと。生き物の世界はどうにもこうややこしいヤツラがいるんですよね。お前どっちよ!ってツッコミ入れたくなりますが。。。てわけで名前だけでも十分ツッコミどころのあるミドリカタヒバですが、コイツの何が変って、その見た目も変なんです。なんと茎にも葉っぱが付いちゃってます!拡大写真がコチラ↓↓↓



ね。茎にも枝にも葉っぱがついてる。シダって茎に毛がいっぱい生えてたりするのも多いから、それが全部葉っぱになっちゃったのかな?って考えるとなんとなくわかる気がするけど・・・実際何がどうしてこうなったのかは、これからお勉強してみようと思います。


ミドリカタヒバ(オニクラマゴケ)@伊部岳 3/05/2016 2:42

ちなみにコチラ↑もミドリカタヒバ。ひとつ前の写真とちょっと違いますよね。先端からなにかにょろ~っと伸びてます。この更に変な形のが胞子葉です。シダの仲間には子孫を増やすための胞子を作る入れ物(胞子嚢)を付ける葉っぱと栄養を作るための葉っぱをきっぱり分けているやつらがいて、このミドリカタヒバも胞子嚢のための葉っぱ「胞子葉」と栄養を作るための葉っぱ「栄養葉」を見てわかるくらい形を分けてるやつらです。



角度を変えてみると、胞子葉は細長い四角柱みたいな構造になってます。それに比べて栄養葉は平たいですね。栄養葉はいわゆる普通の葉っぱなので、この形は分かりますが、胞子葉はいったいこの四角柱の中にどんな風に胞子が格納されてるんでしょうね。実はまだそこまでは見ていないんですよね。今度見つけたらじっくり見てみようと思います。みなさんも是非見つけたらじっくり見てみてください♪

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