うちなー自然めぐり! 2

オキナワクワゾウムシ@具志頭　6/18/2015

沖縄にいるクワを食べるゾウムシ「オキナワクワゾウムシ」です。こいつはクワの葉に付いていたので多分合ってるはず。虫初心者の私には虫はやっぱり難しいですね。いくらいろんな図鑑で見比べてもやっぱりどうしても確証が持てない時があります。一度はちゃんと知っている人に教えてもらうのが一番確実だなって思います。
似通った模様の多い種類の生き物は、どれだけその生き物を見たかっていう経験値が結構重要です。たとえば動物園にいるシマウマ。実は1種ではなく数種いるって知ってました？wikiさんに何種か写真載ってますが、ぱっと見て違いがわかる人は少ないと思います。けど体格の違いだとか模様の間隔だとか、ちゃんと違いがあるわけで、見慣れているとあれはどれってのがすぐわかっちゃうんですね。そういう人はなんでわかるかって、確実にコレってわかっている個体を何匹も見ているから、別のものとちゃんと比べられるんです。で、そうなってくるとコレはアレなはずなんだけど・・・なんかおかしい！ってのが分かるようになって、そういうのから新種が見つかったりするわけです。新種発見。浪漫ですよね～(o￣∇￣o)


オキナワクワゾウムシ@ガンガラーの谷　9/04/2015

ってなんか話がかなりそれましたが、ゾウムシさん、口の部分が伸びているのがゾウみたいだからって「ゾウムシ」とついたわけですが・・・クワゾウムシ、口が伸びてないｗ↑↑↑↑
先日ご紹介したメナガゾウムシはゾウっぽかったですよね。ですがクワゾウムシはゾウムシとはいうものの、ゾウっぽくはないんです。っていうのも、名前自体人間が勝手に付けた後付のものですからね。致し方無い。ただ名は体を表すってのはそうそう間違ってもいないんですね。クワゾウムシはその名の通りクワに依存したゾウムシです。なので基本はクワ（あるいはクワ科の植物）にいるとのこと。なんですが、2枚目のお写真。・・・岩の上です。それも谷の中の結構開けた、すぐ近くにはクワはない、そんな場所でした。似ているやつでシロコブゾウムシっていうのがいるんですが、その特徴であるオシリのコブがないのでシロコブゾウムシではなくクワゾウムシだと思ったのですが、シロコブゾウムシよりコブの小さいヒメシロコブゾウムシなんてのもいるらしく、専門家ではないのでイマイチわかりませんｗオシリがツルンとしてるからクワゾウムシだと思うんだけどな～。で、クワゾウムシなんだとしたら、なんでこんなとこいるの？ってなるわけですよ。確かにガンガラーの谷の中なので、林にはクワもあります。どこかのクワに移動中にちょっと疲れたから休憩してただけなのかな？ゾウムシの移動範囲ってどれくらいなんでしょうね。ってことで、ちょっと気になるクワゾウムシでした♪



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