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Posted by TI-DA at

2017年11月09日

山のもの ヨツメオサゾウムシ


ヨツメオサゾウムシ@おきなわワールド

ゾウムシっておもちゃみたいに可愛い目をしてますよね。個人的には前に紹介したヒラヤマメナガゾウムシがいっとー好きですが、このヨツメオサゾウムシも捨てがたい。ゾウムシってずんぐりむっくりなイメージが強いですが、この方はスリムな体型をしていらっしゃいます。そしてワタシ的チャームポイントは触角の先です!!なんとなくどんぐりチックで可愛らしのです。



名前の由来は背中の黒い斑紋とのこと。って、へ~。黒の縦筋は無視なんですね。ここまでキレイなライン模様もあまりいないような気がするのですが。でも名前的には四ツ目の方がわかりやすいかな。和名付ける人のセンスってスゴいなぁといつも思います。この方はゲットウやアオノクマタケランなどを食べるそうです。写真はまさにゲットウの葉っぱの上にいるところでした。が、しかし、一時期何故かハブ博物公園の窓口でしょっちゅう見かけたんですよね。何か惹かれるものがあったのでしょうか。暑さもだいぶ和らいできて昼間の外遊びが気持ちいい季節になりましたから、ぜひいろんな生き物を探してみてください(^^)  


Posted by ハブ男 at 15:50Comments(0)動物山のもの虫類

2017年05月21日

山のもの イワサキクサゼミ


イワサキクサゼミ@久高島 5/15/2017

梅雨のジメジメシーズンに突入した沖縄ですが、梅雨が終わるともう夏!夏といえばセミ!!ってことで、夏をちょっと先取りして日本最小のセミをご紹介☆(いやま彼等はこの時期で正解なんですがね)
日本最小っていったいどれくらいかといいますと、↓こんな感じです。



私は身長に比例して手もそこまで大きくないので、爪から第一関節まで約2cmくらいでしょうか(小さい)。

さて、みなさんココでちょっとした違和感を感じませんか?セミのイメージと言えば、木の幹にくっついてミンミン鳴いているイメージじゃないですか?ですがなんとこの方たちは木の幹ではなく、サトウキビやススキなんかのイネ科の葉っぱにくっついているのが定番なんですよ!まぁ中にはこれ以外の木の幹にくっつくやつもいると思いますが(次の写真は桑の葉っぱに乗ってるしね)、大半はこんな感じで葉っぱについています。あ、だから「クサゼミ」なのか?なーる。ってなりましたw



こちらは一生懸命鳴いていらっしゃるお姿。体は小さいけれど、侮るなかれ!鳴き声はおっきいです!!
ってことで、うちなー自然めぐり初、動画載せてみちゃいます☆



はい。すみません。携帯で撮影したので絵が小さいです(TwT)
次回からは横撮りするよう心がけますw
以上、イワサキクサゼミのご紹介でした~。  


Posted by ハブ男 at 17:18Comments(0)動物山のもの虫類

2017年02月27日

山のもの アカボシタツナミソウ


アカボシタツナミソウ@北部 3/22/2016

季節モノシリーズです。といってももう場所によっては盛りは過ぎているのかな?冬~春先に咲く花で、首里城公園でも見れるし、やんばるの山でも見れる、いるとことにはいる、紫色の可愛いらしい花です。タツナミソウ属は日本だけでも沢山の種類があるらしく、それぞれを見分けるのはなかなか難しいそう。このアカボシタツナミソウは琉球弧の固有種だそうです。花のつき方が無数に折り重なる波頭のように見えることから「タツナミソウ」の名がついたとか。確かに横から見るとそんなふうに見えますね。動植物の名前を付ける人のセンスって素晴らしいと思います。じゃあ「アカボシ」はどこから来たのか・・・ってなるんですがスミマセン。明確な回答を見つけることが出来ませんでした。ただ学名「Scutellaria rubropunctata」の中の種名(後半部分)コレ→「rubropunctata」がラテン語で「rubro=赤い punctata=斑点」という意味なので、まぁそのまんまですよね。そしてこのアカボシタツナミソウ、葉っぱの裏っかわは全面に赤褐色の腺点(分泌物を出す穴)があるとのこと(スミマセンそこまで確認してませんでしたw)・・・ってなるとなんとなくその辺りからかなと。



とまぁ小難しい話はさておき、個人的になかなか可憐で素敵な花だなぁと、つい写真を撮ってしまったってのが私とアカボシタツナミソウの始まりでした。群生してると本当にとっても可愛らしいです。この季節に沖縄に来る方は、ぜひそんなアカボシタツナミソウも探してみてあげてください(^^)  


Posted by ハブ男 at 17:31Comments(0)植物山のもの

2017年01月30日

山のもの ホントウアカヒゲ


ホントウアカヒゲ(♂)@やんばる 10/11/2016

2017年は酉年なのでトリさんから♪朝やんばるの林道をドライブしていると目の前をよく横切る赤い物体がいます。それが彼等、ホントウアカヒゲです。場所によってですが、結構林道でも出会うことが出来ます。朱色の羽がとてもキレイです。そして顔から喉にかけてが真っ黒!仮面かぶってるみたいな、なんともコントラストの激しい鳥です。そこがカッコイイんですけどね。このホントウアカヒゲはオスとメスで色が違います。私は今までオスばかり出会っていて、メスはまだこの1回しか会うことが出来ていないです。ま、基本私が徘徊するのが夜なので出会わないんですよね(^^;)昼ももっと歩かんとなぁと常々思います。同じ場所でも昼と夜、また季節によっても見れる生き物が違ったりするので、飽きる隙がないですね。


ホントウアカヒゲ(♀)

こちらがホントウアカヒゲのメスです。黒い仮面がガッツリキマってるオスに対して、こちらはとても女の子らしいというか、顔の黒がないからスッキリしたお顔をしておます。大きさは女性の拳よりも小さいくらいの小鳥ですが、結構好奇心旺盛なようで、じっと待っていると少しずつ近づいてきてくれることもあります。見つけたらじっと観察しながら待ってると、近くで見れるかもしれないですよ(^^)bちなみにこちらも沖縄本島北部にのみ生息する固有亜種であり、国指定の天然記念物だそうです。

2017年もたくさんの動物達に出会えることを祈って頑張っていきたいと思います。そして出会って写真撮って満足♪で終わらないように、みなさまにご紹介できるよう勉強も頑張ります(^^;)ちなみに今のところのマイブームはカタツムリとクモです☆先日クモの本を手に入れちゃいました(^m^)今年はそのあたりが多くなるかもしれませんが、少しでもみなさんに「こんなのいるんだ~」と思っていただけたらと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。  


Posted by ハブ男 at 11:16Comments(0)動物山のもの鳥類

2016年12月31日

山のもの シマアカザトウムシ


シマアカザトウムシ@やんばる 8/26/2015

クモじゃないですよ。ザトウムシです。しかもただのザトウムシではありません。自分、まだ3回ほどしか出会ったことがありません。注目は彼(あるいは彼女)の手(と言って良いのか?)です。


シマアカザトウムシ@やんばる 4/15/2016

なにやらとっても強そうじゃないですか?強靭なハサミを持っています。虫初心者の自分はまだ体の部位もろもろ何がどこでどんな名前なのか覚えきれていないのですが、とにかく強そうというのはよくわかります。
ワタシ的にザトウムシというとふわふわゆらゆらゆんゆんしているなんとも頼りなげなイメージがありますが、このシマアカザトウムシはそんな頼りなげなゆらゆら感がなく、地に足付いたというか、しっかりとした雰囲気があります。



そしてこの顔。つり目な上に額に一本角ですよ!なんともカッコイイです。いままで見たやつは全て木の幹にくっついていました。他のザトウムシのように地面や葉っぱの上でゆんゆんしてるところは見たことがないですね。そして個体数。私が見つけきれていないだけなのか、そもそも個体数が少ないのか。彼等は繁殖のときどうやって相手を探している・あるいは出会うのだろうか。

色んな所に行ったら行っただけ、生き物に出逢えば出会うだけ、知らないこと・不思議なことはは増えるばかりで、本当に飽きる隙がないですね。現状は知りたいことや不思議が増えるばかりで疑問に対する答えを探す時間が圧倒的に足りていないですが(^^;老後の楽しみと思ってこれからもどんどんいろんなものを見ていきたいと思います。

というわけで、2016年も終わりの終わりですが、年の終わりにこれから夜の森を歩いてこようと思います!みなさんもぜひ色んな所に行っていろんな生き物たちと出会ってみてください!!

それではみなさま、良いお年を☆  


Posted by ハブ男 at 22:05Comments(0)動物山のもの虫類

2016年11月13日

山のもの オキナワキムラグモ


オキナワキムラグモ@ガンガラーの谷 7/30/2016

え?どこにいるの??ってなりますよね。こちらの写真は実は本人は載っていなくて、オキナワキムラグモの巣のお写真になります。
え?それにしたっていったいどこよ???ですよね(^^;)
クモといえば蜘蛛の巣!って思う方が多いと思いますが、じつはキムラグモの巣は一風変わっているのです。



じつはこのお宅、地面の中にあるんです!しかも入り口にしっかりと玄関扉(フタ)が設置されているっていう!!おうちはフタも含め全て手作りにも関わらず、ピッタリ隙間なく閉じてなおかつ完璧に周囲に溶け込んでしまうという職人技がキラリと光る作りになってます!これでは敵も見つけられないですし、見つけたとしても侵入不可能!っていう。◯コム必要なしですね!!

で、そんな職人気質なオキナワキムラグモ、夜になると蓋の隙間から外をうかがって、獲物が通ると襲いかかるという待ち伏せ型の狩りをしているそうで、巣穴から離れることはあまり無いようです。
で、じゃあ肝心のお姿はというと、こんな感じです↓↓↓



どうですか!黒光りする肉厚ボディが渋カッコイイですよね!!
ご本人カッコイイし、お家もオシャレなオキナワキムラグモは、きっとクモ界のセレブだと個人的に思っております。なかなか見つけづらい生き物だとは思いますが、こんなクモもいるんだなと思って地面を眺めてみてもらえたら嬉しいです。もしかしたら彼等の隠し扉を見つけられるかも(^^)  


Posted by ハブ男 at 18:03Comments(0)動物山のものその他

2016年10月05日

山のもの ノミガイの一種


ノミガイの一種@ガンガラーの谷

雨上がり、葉っぱの上に小さなカタツムリが沢山ついているのを見つけました。
何種類かいましたが、中でも同じ葉っぱに何匹もくっついていたのがコチラのカタツムリ。



名前の通り、とっても小さなカタツムリです。この葉っぱ、見える範囲で全部で5匹のノミガイがいます。殻の大きさは約3mm。「ノミガイの一種」としましたが、ちょっと調べてみたら、どうやらこのグループはまだまだ研究の途中みたいです。分類もちょこちょこ変わっているみたい。なのでここでは「一種」というところでとどめておきたいと思います。なんたって小さな小さなカタツムリですからね。見つけるのも大変そうですから、研究はもっともっと大変だと思います。
小さなカタツムリはノミガイ以外にもいろいろな種類がいるのですが、もしかしたらまだ名前のついていないカタツムリも多いのかも。頑張ったら新種発見も夢じゃない?!そう考えると小さな体になんとも大きな夢が詰まったカタツムリですね!  


Posted by ハブ男 at 15:17Comments(0)動物山のものその他

2016年09月29日

山のもの タシロルリミノキ(リュウキュウルリミノキ)


タシロルリミノキ@やんばる 11/13/2015

前回に引き続き季節モノです。これからの季節、林道脇をキレイに飾ってくれるルリミノキの仲間。別名「リュウキュウルリミノキ」ともいいます。


名前の通り瑠璃色の実が美しい植物です。沖縄にはタシロルリミノキの他にも何種類かあるので追ってご紹介していきたいと思います。が、植物昆虫まだまだ初心者の域を出ない自分ではまだ確実に見分けられる自信がないので、まずは自分がちゃんと見分けられるようになるのが先ですね(^^;)  


Posted by ハブ男 at 10:23Comments(0)植物山のもの

2016年08月31日

山のもの マダラコオロギ


マダラコオロギ@ガンガラーの谷 8/22/2016

まだまだ暑い沖縄ですが、生き物たちは早くも秋を感じているようです。先日ガンガラーの谷を歩いた時にコチラのマダラコオロギに出会いました。しかもそれなりな数。彼らは夏の終わりごろ、ちょっと涼しくなってきたかな~と思うくらいから見ることが出来ます。内地の方からしたら微々たる差かも知れませんが、一応沖縄にも四季はあるんですよd(・∀・)彼らはそれを人以上に敏感に感じ取っているのかも。確かに朝方や夜なんかは結構涼しくなってきています。

実は先日夜のやんばるも徘徊してきたのですが、マダラコオロギ同様、夏の終わりごろから見られるヤンバルクロギリスももう出てきていました。ということは、もう採集は出来ないですが、オキナワマルバネクワガタなどもきっとそろそろ出始めるんじゃないでしょうか。自分はまだまだ何がどの季節にっていうのは触りくらいしかわからないですが、動物植物で季節をしっかり感じられるようなれたらカッコイイなぁと思うので頑張りたいと思います。そのためにはもっと山通い・森通いをしないとですね!みなさまも是非、いろんな季節の自然を見てみてくださいね(^v^)v  


Posted by ハブ男 at 20:02Comments(0)動物山のもの虫類

2016年07月31日

山のもの ホソオカチョウジガイ


ホソオカチョウジガイ@ハブ博物公園 6/13/2016

小さな小さなカタツムリです。その殻の大きさ1mm程w前回ご紹介したクロマダラソテツシジミの幼虫を見ていた時に一緒に見つけました。このちょいと前に小さなカタツムリのお勉強に行ったばかりだったので、「小さなカタツムリを見つけられる目」がちゃんと働いていたんでいたんでしょうね!テンション上がりました!!小さなカタツムリって、もっと自然が豊かなところじゃないといないと思っていたんですが、意外と身近にいるみたいです。生き物の観察でよくある「一度見つけたらいっぱい見つけられるスイッチ」がONになると、こういうカタツムリたちも思った以上にいっぱい見つけられるようになります。



この個体たちはソテツの新芽の根本にいたんですが、どうやら普通に鉢植えなんかにも出没するみたいなので良かったら探してみてください。もしかしたらみなさんのお家の鉢植えにもいたりするかもしれません!スイッチONされて自然の中でも見つけられるようになるかもしれません!ちなみにホソオカチョウジガイ、体は可愛い黄色をしていて、ちょこんとした目もとっても可愛いですよ!
このブログを始めてから若干カタツムリにハマりかけてたのに、こんな可愛いカタツムリ見ちゃったら余計にカタツムリ好きになっちゃいそうです!ネタがカタツムリばかりになったらスミマセンwちなみに現時点でちっさいカタツムリネタが5個ぐらいあったりなかったりwwwきっと他の人が他の生き物載せてくれるはず!!乞うご期待です笑  


Posted by ハブ男 at 16:51Comments(0)動物山のものその他