2015年11月15日
山のもの クメトカゲモドキ

クメトカゲモドキ@だるま山 5/03/2008 23:02
クロイワトカゲモドキの久米島固有亜種クメトカゲモドキです。久米島にしかいない生き物の一つですね。久米島は沖縄の中でも特に島固有の生き物が多くて、本当にこの島にしかいないヤツラは、この島からいなくなったら絶滅っていう最もわかりやすく最も危険な状態の生き物たちが多い島です。特に爬虫類って、結構な確率で嫌われ者で、なおかつ夜行性であまり人目に付かないから怖いんですよね。いつの間にかいなくなってたってなりかねないですよね。

「トカゲモドキ」ってトカゲなの?違うの?って名前聞くと思いますよね。トカゲモドキはヤモリの仲間です。トカゲのような格好だけど皮膚がヤモリっぽいヤツっていうとイメージしやすいですかね。ヤモリとの違いはって言うと、ヤモリって瞼を動かすことが出来ないので眼が閉じれなくて、おなかは地面につける感じでぺったりしてて、太くてマジックテープみたいな指で壁にもくっつけちゃうんですが、トカゲモドキは瞼が動かせるので瞬きが出来て、おなかは地面から離して移動して、細い指はヤモリのように壁にくっつくことができないんです。
クメトカゲモドキは沖縄本島に住むクロイワトカゲモドキと比べ模様や眼が黄色いです。また背中の模様は縦ラインはなく、横ラインに斑点というのがクロイワトカゲモドキと違うところですね。
尻尾は切れても再生可能です。ただ再生した尻尾は本来の尻尾と形も模様も違います。これはトカゲモドキ全てに言える特徴ですね。ちなみに1枚目のお写真は一度も切れたことのない完全尾の個体。2枚目のコは再生尾です。個人的にはやっぱり最初の尻尾が好きです。生えかけも可愛いですけどね。
トカゲモドキ、日本では琉球列島にしかいないのでなじみが薄いかもしれませんが、ペット業界ではかなり有名です。一番有名なのは「ヒョウモントカゲモドキ」ですね。爬虫類のペットショップに行ったことのある方はきっと見たことがあると思います。ないって方も爬虫類を置いているペットショップには必ずと言っていいほどいるトカゲなので是非見てみてください。トカゲ系の入門種にもなっていて、世界中で1・2を争うくらい飼育頭数の多いトカゲです。インドやパキスタンなどに生息するトカゲモドキですが、日本のトカゲモドキとは体格が全く違います。野生下ではそこまでずんぐりむっくりしていないようですが、それでも日本のものより肉付きが良いような気がします。またブリーダーの間ではいかにデカくゴツく出来るかを競い合っているところがあるので、ペットショップで見るヤツラは雰囲気的にはアメリカンマッチョな感じですね。日本のトカゲモドキと体格が近いのはやはり近場の中国あたりにいるトカゲモドキが近いですが、メジャーどころのハイナントカゲモドキは線は確かに日本のものと同じで細いんですが、顔つきがよりシャープで鋭い感じがします。中韓国の女優さんみたいな感じでしょうか。嫌いじゃないですが、自分はやっぱり日本のトカゲモドキが一番好きですね。プロポーションも顔つきもどストライクです。ってなんでこんなに語ってるかって、日本の鱗の中でトカゲモドキがいっちばん好きだからっていう、もろ個人的なアレです。すみません(^^;
ちなみに日本のトカゲモドキはすべて天然記念物に指定されているので採集は出来ません。とってもかっこよくてかわいくて魅力的なんですが、私も泣く泣く写真を撮るにとどめております(TwT)
けど思うのですが、生き物は野生の状態がやっぱり一番かっこいいです。凛とした姿は惚れ惚れします。手元で飼育しても可愛いでしょうが、野生で見せる魅力は無くなってしまう気がします。それはきっとその生き物が放っている空気もあるんでしょうが、それに加えて必ず会えるともわからない相手を自分で見に行って出会えた喜びもあると思います。だからきっと懲りずに生き物探しをしてしまうんでしょうね。みなさんもぜひ彼らの本来の魅力を堪能しに行ってみてください☆(ただしハブには気をつけて笑)